全選手が予選ラウンドの2日間を終え、日本勢は「黄金世代」と呼ばれる98年度生まれの渋野日向子(21=サントリー)、畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)河本結(22=リコー)の3人が決勝ラウンドに進出した。

渋野の一問一答

-第2ラウンドを振り返って

渋野 前半のパー5で2つバーディーを取れたのは、すごいよかった。前半をアンダーで折り返したのは、個人的にはすごくうれしかった。後半は1個も(バーディーを)取れず、4つも落としてしまった。そこに関しては、すごい自分に対して腹が立ちますね。

-11番パー5でバーディーチャンスを逃してから流れが変わった。あのパットを振り返って

渋野 あれは2メートルぐらい。ラインはほぼまっすぐだったけど、若干、引っかけたのか横を抜けてしまった。あそこからちょっと、気持ちが切れたわけじゃないんですけど、あれを外したのはショックでしたね。

-18番のダブルボギーは

渋野 (第2打で)自分の好きな距離、ピンまで80ヤードぐらいの距離を残そうと思っていたら、ラフの影響がなかったのか転がっていってしまった。(第3打は)沈んだ状態ではあったんですけど、頑張って振ろうと思っていて、3打目を打ったけど、かなり持っていかれましたね。深いラフだったので。ダフったわけではないんですけど、完全に飛ばなかったですね。

-予選通過は確実だが

渋野 やっと今季初の予選通過はすごいうれしいですけど、それよりも、上がりの自分の情けなさにすごい腹が立っている。あと2日また挑戦できるのはすごいうれしいので、この後半の4つを、2日間で取り返せるように頑張りたい。

-ラウンド中に何か食べていたようだが

渋野 トマト食べていました。10番のお昼ご飯で。あとは、お菓子をちょろちょろと。じゃがりことか、コンペイトーとか。アメも食べていたかな。前(の組)が若干、詰まっていて待つ時間もあったので。気分転換に食べていました。

-明日は

渋野 明日の…お菓子?

-明日のゴルフ

渋野 お菓子じゃないか、はははっ。ゴルフはそうですね、あと2日挑戦できるのはすごいうれしいので、2日ともアンダーで回れるように。こんなポンコツなゴルフをしないように頑張りたいと思います(苦笑)。

-修正できずにズレていったのはどの部分か

渋野 完璧にショットがパーオンしなくなったのが1番だと思う。若干、力んでしまって、左とか右とかに行ってしまったのでバンカーを打つ回数も増えた。ドライバーに関しては、よく耐えていたかなと思いますけど、後半に進むにつれて、アイアンショットが力んでしまったというのは、あったと思う。

-立て直しのポイントは

渋野 距離に関しては、ちゃんと自分の思ったとおりに出ていた。あとは、ちゃんと狭い方を狙っていくというか、広い方をしっかりと見ることができるような余裕を持ってできるように、というところ。パターに関しては、もったいないのもたくさんあったので、そういうところもしっかりと練習して、修正できるようにしたいなと思います。