国内男子の下部ツアー、Abema TVツアーの開幕戦に主催者推薦で出場した女子ゴルファーの三浦桃香(21=アウトソーシング)は、3バーディー、4ボギーの71で回り、1オーバーで終了時点で104位と出遅れた。

前半を1バーディー、2ボギーの36で折り返し、後半も12番、15番でボギー。しかし、16番で第2打をピンから20センチに寄せバーディーを奪うと、最終18番でも約3メートルのバーディーパットを決め、予選通過に望みをつないだ。

ホールアウト後「すごく距離の長いミドルホールが2つあって、どっちもボギーだったんですけど、すごく苦しかった。でもほかでバーディーが何個か取れて良かった」と振り返った。この日の出来を聞かれると「40点ぐらい」と自分のゴルフを評価。「上がり3ホールで2つ伸ばせたのは良かったが、3パットしたり、残り60ヤードをグリーンに乗せられなかったりしたのがもったいなかった。明日は、いっぱいバーディーが取れるようにしたい」と前向きに話していた。

三浦は、渋野日向子らと同期の飛ばし屋として人気を博したが、昨年のプロテストに3年連続で失敗。QTも受けられず、今季は出場機会を失っていた。