日本ツアー賞金王の今平周吾(27)とアマチュア世界ランキング1位の金谷拓実(22=東北福祉大)が、同組で10番からスタートし、今平が33位、金谷が57位で第1ラウンドを終えた。

今平は3バーディー、4ボギーの71で1オーバーだった。2オーバーで折り返したが、後半出だしの1番でバーディーを奪って反撃開始。最終9番パー5でバーディーと、第2ラウンドにつながる形で締めた。「ティーショットは曲がっていたけど、セカンドショットでグリーンをとらえられたのでよかった。パターは、短いのを外したけど、だいぶいい感じにできた」と、ショットとパットがかみ合った手応えを口にした。今大会は17年、昨年に続く出場で、過去2度出場した年はともに予選落ちしているだけに、第2ラウンドに向けて「予選通過を目指して頑張りたい」と“三度目の正直”への思いを素直に口にした。

金谷は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で2オーバーだった。今平とは対照的に、9番をダブルボギーとして終えた。前半の11番でバーディーを奪ったが、14、15番で連続ボギー。その後は9ホール連続でパーセーブし、我慢の末に7番パー3のバーディーでイーブンに戻したが、最終ホールで崩れた。ホールアウト後は「なかなかティーショットをフェアウエーに置くことができずに、難しいショットが多かった」と振り返った。それでも「しっかりと粘り強くプレーしていた」や「難しいパーパットもよく決めていたと思う」と、前向きにとらえた。第2ラウンドに向けて「どんどん自分らしいプレーをして、どんどんバーディーを取ってスコアを伸ばしていきたい」と、力強く話した。2人は第2ラウンドも同組でラウンドする。