国内メジャー通算44度目で同初制覇を目指す上田桃子(34)が5バーディー、1ボギーの4アンダー、68でスタートした。

「なんか不思議な感じですね。ここ最近、ずっとショットが良くても予選落ちしたりして、今日はあんまりで」と首をかしげるが、好結果の要因を「パットが良かったですね」と分析した。

本来はブレードタイプ、いわゆるピン型を愛用しているが、2週前のデサント東海クラシックで出合ったマレット型に「めっちゃ座りがいい」と一目ぼれ。今大会で投入したという。

熊本出身とあって、刺激を受けることもあった。同郷の関取正代が大相撲秋場所で幕内優勝を飾り、大関に昇進した。面識もなく、相撲知識もないと言うものの「熊本の人が頑張って、すごくうれしかった。私より、周りの人がすごく盛り上がっていて」。喜びをインスタグラムにもアップした。郷土愛の強さでは誰にも負けない。今度は自分が国内メジャー初タイトルを手にする番だ。