午前組の小祝さくら(22=ニトリ)が通算9アンダーで競技を終えた。首位と2打差2位から出て、6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で3つスコアを伸ばし、ホールアウト時点で首位に立った。

「(67の)目標スコアには届かなかったけど、まずまずでした」。歯切れが悪いのは、後半7番パー3(195ヤード)のダブルボギー。ピン右上8メートルから下りを警戒しすぎて、1メートルショート、2パット目はカップにけられて2メートルオーバー、3パット目も外し、痛恨の4パットとなった。

ピンハイについたことが悔やまれる。風はフォロー、第1打は181ヤード計算を6番アイアンで打った。「フォローだったんで、クラブの番手を1つ下げたのに、それでもピン奥まで行った。今日はフォローの時、強さが予想以上で1番手以上下げないといけない場面があったり、とても難しかった」という。

珍しい4パットだが、本人いわく「何年ぶりとかでなく、結構やらかしてます。(私は)意外と(何も)考えてないように見られるんですが、3パットや4パットの後は『あ~、もっとこうすれば良かった』とか引きずるんです。でも、今日はキャディーさんと『まだ2日目だし』と話して、すぐに切り替えられました」。V戦線を引っ張る位置で折り返し、前向きに話した。