ミレニアム世代の古江彩佳(20=フリー)が、抜群の安定感で富士通レディース(16日開幕、千葉・東急セブンハンドレッドC西C)2連覇を目指す。15日は会場で最後の調整。1年前、19歳で史上7人目のアマチュア優勝を達成。その後プロ宣言した思い出の大会へ「しっかり予選を通過して、上位争いができればうれしい」と控えめに抱負を語った。

プロ1年目となる今季、先月のデサント東海クラシックで早くもプロとして初勝利も挙げた。今季8戦で、トップ10に3回入り、賞金ランキングも6位。平均ストローク70・4で3位など、ルーキーとは思えない安定感を誇る。「自分の武器として安定性がある。ばらつきの幅が少ないのは1つの武器」と自分でも認めている。

ミレニアム世代を引っ張る実力者は、初のホステスプロとなった大会でアマとプロで2連覇を虎視眈々(たんたん)と狙っている。