男子ゴルフの今野康晴(47)が発起人となって男女、シニアのプロや、トップレベルから一般までのアマチュアらが集まった「今野康晴presentsワンデーチャレンジ」が19日、千葉・京葉CC(パー72)で初開催された。優勝は7アンダー、65の秋吉翔太。2位には6アンダー、66で伊藤有志と小祝さくらが並んだ。

国内女子ツアーで現在、8戦連続予選通過中の永井花奈(23=デンソー)は、3オーバー、75位で34位だった。丸山茂樹と同組でのラウンドだったが「楽しみにしていたので本当にうれしかったです。小学2年生の時に、3ホールだけ同組で回らせていただいて以来だったので」と明かした。

15年前の幼少期に、豪快なショットなどトッププロの技術を目の前で見て驚かされたという。さらに横尾要も同組で「メンバーがすごかった。いろいろ勉強になりました」と、刺激を受けた様子だった。

永井は前日18日まで行われた富士通レディースで、第1日を首位と1打差の2位につけながら、最終的には首位と8打差の20位に終わった。「(第2ラウンドからの)雨で飛距離も出ず、リズムも失ってきてしまいました」と振り返った。それでも「今季は予選落ちが開幕戦だけで、だいぶ調子も良くなってきました」と、上昇ムードを感じている。

次戦は1週空いて、樋口久子・三菱電機レディース(30日~11月1日、埼玉・武蔵丘GC)。「今季はまだトップ10に入っていないので、まずはそこに入らないと。次は、雨が降らないことを祈るばかりですね」と、冗談交じりに、上位進出を目標に掲げていた。