男子ゴルフの米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(22~25日)に出場する松山英樹(28=LEXUS)が20日(日本時間21日)、会場の米カリフォルニア州・シャーウッドCCでオンラインで会見を行った。今大会は、もともと日本で開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で米国での開催。それでも昨年は2位で、今年は自身を含めて日本人8人が出場予定の大会とあって「日本人が多いから負けたくないというのは、ありますけど、上位にいきたい気持ちは強いので、優勝争いできるようにしたい」と語った。

昨年はタイガー・ウッズと優勝を争った末に敗れた。当時を振り返り「上位争いできたのが、すごくうれしかったですし、タイガーと3ストロークあいていましたけど、月曜日に(最終ラウンドの残り)6ホールできたということはよかった。日本のファンの皆さんの前で、いいプレーができたのはよかったと思う」と話した。米ツアーでは3年以上、優勝から遠ざかっているが「優勝するために何が必要なのか、今、考えている最中。毎週、毎週、ベストなプレーをして優勝を目指している。なかなか結果には表れていないけど、毎週の積み重ねが、いつかの優勝だと思うので、それに向けて頑張っている最中です」と、落ち着いて話した。

また、この日は予選ラウンドの組み合わせが発表され、世界ランク20位の松山は、同2位のジョン・ラーム(スペイン)、16年リオデジャネイロ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(英国)と同組で2日間回ることが決まった。第1ラウンド(R)は10番から日本時間23日午前2時34分、第2Rは1番から同24日3時40分にスタートを予定している。