国内女子ツアーで元賞金女王のイ・ボミ(32=韓国)が、TOTOジャパンクラシック(11月6~8日、茨城・太平洋クラブ美野里C)で今季国内初戦を迎えることが21日、分かった。コロナ禍による入国制限の緩和を受け、すでに来日。自主隔離に入っている。

イ・ボミは昨年末に俳優イワンと韓国内で挙式。日本での“ミセスデビュー”となる。当初は3月の開幕戦ダイキン・オーキッドレディースから出場する予定だったが、コロナ禍で日本ツアー自体がストップ。イ・ボミも日韓間の入国制限で来日できず、所属の延田グループ主催・マスターズGCレディースが6月に中止を発表した際には、同月下旬のアース・モンダミンカップが日本ツアーの“開幕”になることが決まっていたことで「日本で大会が行われるのはうれしい。早く、一緒に試合がしたいです」とのコメントを出していた。日本での出場を熱望しながら、母国ツアーで永久シードを使って8試合に出場し準備を進めてきた。

6月中旬に失効した在留資格の興行ビザを再取得。今月中旬には妹ジェミさんの結婚式に出席した。満を持して「ミセス・ボミ」が日本にお目見えする。