首位と4打差の17位で出た星野陸也(24)は、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算6アンダー、138でホールアウトした。スコアを2つ伸ばしたが、ホールアウト時点では首位と8打差と開き、順位も31位に下げている。

前半の2番パー5で、残り120ヤードからの第3打を70センチにピタリと寄せ、最初のバーディーを奪った。8番パー3では、ピンまで9メートルのラフからのショットをそのまま沈めて2つ目のバーディー。9番でボギーをたたいたが、直後の10番パー4で第2打を1メートルにつけてバウンスバックのバーディーとした。その後は我慢の展開が続いたが、8ホール連続でパーをセーブしてホールアウトした。

全体的にスコアを伸ばしており「なかなか伸ばせなくて、上位との差が開いているので、もったいない1日だった」と、上位争いから後退したことに悔しそうな表情を見せた。8番で奪ったチップインバーディーについては「しっかりとラインに乗せるイメージで打ったら入った。そのバーディーは大きかったけど、次のホールで落としてしまったのが、今日1日のゴルフを象徴していたと思う」と話しつつ、波に乗りきれなかった第2ラウンドを振り返った。

残り2日間に向けては「あとは爆発するしかない。ビッグスコアを狙って頑張りたい」と、上位進出を誓った。