妊娠7カ月で出場した横峯さくら(34=エプソン)は、3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76、4オーバーでホールアウトした。ホールアウト時点で、首位とは11打差の73位につけている。

夫の森川陽太郎さんがキャディーを務める中、1番パー4のティーショットをフェアウエー真ん中へ。「ドライバーの飛距離は20ヤードぐらい落ちた」と話していたが、おなかがふくらんだ状態でもショットの正確性は健在だった。

第2打をピン右奥8メートルにつけると、第3打のパットを1メートルに寄せるなど、パットの距離感も問題なくパー発進した。

ともにパー4の4番でボギーをたたいたが、続く5番でバーディーを奪ってバウンスバック。7番パー4でもバーディーを奪い、一時は1アンダーとしたが、続く8番パー3でボギーをたたいた。前半はイーブンだった。

後半に入ると10、11番で連続ボギーをたたいた。12番パー5でバーディーを取り返したが、終盤の17番パー5をボギー、18番パー4をダブルボギーと落として第1日を終えた。

今大会は、9月に妊娠を発表して以降、初の試合出場だった。予選落ちに終わった8月のNEC軽井沢72以来、約3カ月ぶり。来年2月21日に男の子の出産を予定している。