今季2勝で現在、賞金ランクトップの笹生優花(19=ICTSI)は5バーディー、1ボギーの4アンダー、67で第3ラウンドを終えた。通算11アンダーの202、首位と2打差の2位で最終ラウンドに挑む。

アウトからの前半は「チャンスはあったけど、あまり入らなかった」と1バーディーで折り返したが、後半から勢いづいた。11番でボギーをたたくも、その後の12番から4連続バーディー。12番で約5メートルのパットを沈めると、14番、15番でもともに約6メートルのパットを決めてスコアを伸ばした。笹生は「12番は難しいラインだったので、たまたま入った感じです。多分、神様がプレゼントしてくれました」と振り返った。

2打差の首位には同年代で先週の伊藤園レディースを制した古江彩佳(20=フリー)が立った。その古江については「すごいですよね。曲がらないですし、パターうまいですし。安定している」と話した。逆転での今季3勝目へ向け「毎週毎週ベストが出るように頑張っています。明日は明日なりに楽しんで頑張りたい」と意気込んだ。