第3ラウンドが終了し、首位で出たルーキーの石坂友宏(21=日本ウェルネススポーツ大)と、2打差の4位から出た大槻智春(30=真清創設)が、通算12アンダーの201で首位に並んだ。

この日は石坂が7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68、大槻が7バーディー、2ボギーの66だった。

石坂は前半9ホールを終えた時点で、2位に4打差をつけ、一時は5打差まで広げ、独走態勢に入りかけていた。だが終盤の17番パー3で、痛恨のダブルボギー。ほどなく1つ前の組でラウンドしていた大槻が、18番をバーディーで締めると、石坂は18番を伸ばせずパーで終え、スコアが並んだ。

1打差の通算11アンダーに伸ばした金谷拓実が3位、2打差の同10アンダーとした木下稜介が4位につける混戦となっている。

36位で出た石川遼は、4つ伸ばして通算5アンダーで17位に浮上した。日本時間16日まで米ジョージア州で行われたマスターズに出場し、東京五輪強化指定選手の特例で、14日間の自主隔離期間を経ずに出場している今平周吾は、28位から出て変わらず通算2アンダーでホールアウトし、30位へと順位を下げている。