プロゴルファー丸山茂樹(51=セガサミーホールディングス)が主宰する「丸山茂樹ジュニアファンデーション高校生特別ゴルフ大会」が21日、千葉セントラルGCで行われ、男子の部では上原挑夢(いどむ、群馬・共愛学園高3年)が72で、女子は秋田藍(らん、大阪学院高3年)が70で優勝した。

本大会は、コロナ禍で大会に出場する機会が減ってしまった高校生のために、事前の抗原検査実施など可能な限りのコロナ対策を行った上で開催。当日には問診票の提出や検温、受付は野外にテントを設置し、成績発表もゴルフ場では行わずにSNSを使用するなど工夫していた。

男子優勝の上原は「今日は風が強くボールが流される事が多かったですが、アプローチでしのぐことができました。これまで丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会には何度も挑戦してきましたが、ようやく初優勝する事ができました。本当にうれしいです」とコメント。

女子優勝の秋田は「今日は風が強く難しいコンディションでしたが、ショットがピンに絡んでバーディーをたくさんとる事ができました。初出場の丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会に優勝でき、また丸山プロからお祝いの電話をいただきましてとてもうれしい」と喜んだ。

丸山は「今日はお天気に恵まれて、問題なく大会を終えることができホッとしています。参加ジュニアたちの思い出に残る大会となればうれしいです」とし、関係者への感謝の言葉とともに「新型コロナウイルス感染症が1日も早く収束し、ジュニアたちがのびのびと思い切りゴルフができる日がくることを願っています」と話していた。