3アンダーの14位から出た渋野日向子(22=サントリー)が今季最高の5位でフィニッシュした。

渋野は「今日も本当にパットに助けられました。ショットは思わぬ方向に飛んでいってしまったり、不安があるんですが、長いの(バーディーパット)が(9、5番で)2つも入ってくれた。16番のボギーは本当に悔やまれますが、6バーディーも取れたのは個人的に“仕上がったな”と思います」と振り返った。

次戦は今年の国内最終戦JLPGAツアー選手権リコーカップ。「今週トップ10に入れたので、次もトップ10を目指したいけど、内容はもっとボギーを減らしたいです」と話した。

この日は前半は出だしの1番パー4でバーディーを奪うと、さらに3つのバーディーを重ね、久々のしぶこチャージを見せ5位まで浮上した。

後半は10番パー4で第2打をピン手前2メートルにつけるも、決めきれずパー。しかし、続く11番パー5ではグリーン手前ラフから絶妙のアプローチで1・8メートルにつけバーディーと3位に浮上。その後はバーディーがなかなか取れず、16番パー3では、1・5メートルのパーパットを外し、7アンダーで5位に後退。

17番パー5でバーディーを奪うバウンスバックで8アンダーに戻すも、順位は変わらず。6バーディー、1ボギーの通算8アンダー、276。それでも、国内ツアー復帰4戦目、昨年優勝の大会で終了時点ではこの日ベストスコアの66をマーク。今季最高のパフォーマンスを見せた。