昨年、一昨年と2年連続賞金王で、今大会は昨年に続く連覇に挑んだ今平周吾(28=フリー)は、4バーディー、1ボギーの68と3つ伸ばし、通算5アンダーの279でホールアウトした。すでに今平を上回るスコアでホールアウトした選手も多く、連覇の可能性は消滅した。

3バーディー、ボギーなしと3つ伸ばして折り返したが、その後は伸ばせなかった。「前半はいいゴルフができたけど、後半はバーディーを取れず悔しかった。連覇したかったけど調子が上がらなかった」と振り返った。

日本時間16日まで米ジョージア州で行われたマスターズに出場し、東京五輪強化指定選手の特例で、今大会は14日間の自主隔離期間を経ずに出場した。第1ラウンドから変わらず、常に4人の専属係員が18ホール同行し、プレー中も移動中も常に、ソーシャルディスタンスを守った厳戒態勢でのプレーだった。この日から自家用車で陸路帰路につき、横浜市内の自宅には23日に到着予定だという。自主隔離期間は続くだけに、今後は主に自宅で過ごしつつ、届け出ている指定のコースや練習場で調整し、当初の14日間の自主隔離が開ける日本シリーズJTカップ(12月3日開幕、東京よみうりCC)に出場を予定している。