ベテランの上田桃子(34=フリー)がメジャー初制覇へ向け、首位の2打差の3位につけた。

5位から出て、3バーディー、1ボギーの70。通算8アンダーと伸ばした。スタートの1番パー4でバーディー発進すると、3番パー4でもバーディー。7番パー4でボギーをたたき、続く8番パー3では第1打をバンカーに打ち込むも、ピン1メートルにつける絶妙なアプローチでナイスパー。16番パー3でも第1打をピン左1メートルにつけバーディー。強風でスコアメークに苦しむ選手が多い中、正確なショットでスコアを伸ばした。

「1番からバーディーが取れて、11回出て初めてバーディーだったんじゃないかという感じでスタートできた。途中15番とか最終ホールのパーとか、いいパーセーブもあったので、風が難しいなかよく我慢できたかなと思います」とこの日を振り返った。悲願のメジャー初制覇へ向け「勢いのある選手が上にいるので、しっかり自分も伸ばしていかないと、それはないと思います。まず、人より自分がいいゴルフをするということを大前提に心掛けて、とにかく、1、2、3でスコアを伸ばしていけるように頑張りたい」と話していた。