首位から出た黄金世代の原英莉花(21=日本通運)が、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算10アンダー、277で今季2勝目、通算3勝目を挙げた。

2番パー5でボギーをたたき、スコアを落としたが6番パー4で、ピン左手前から3メートルを決めてバーディー。前半を36で折り返すと、後半10番パー4でバーディー。さらに13番パー5でバーディーと12アンダーまでスコアを伸ばした。

8アンダーで2位の古江彩佳との差を広げ、日本女子オープンに続く今季2度目のメジャー制覇を達成した。年間メジャー2勝は、19年の畑岡奈紗に次いで11人目。4日間首位を守り通しての完全優勝は、19年、アース・モンダミン・カップの申ジエ以来で史上30人目。