TP(トーナメントプレーヤー)単年登録の高木優奈(22=グランフィールズCC)が通算4アンダーで4位となった。「昨日より寒くなって、風も強くて、不安はたくさんあったけど、とりあえずスコアを伸ばせて良かったです」と70で回り、来年のツアー11試合+数試合の出場権を確定的にした1日を振り返った。

黄金世代の98年度生まれで、プロテストは昨年まで3年連続で最終まで進んだが、いずれも失敗した。今年のテストは延期され、来年3~6月に1、2次、最終と行われる。「私は延期になってラッキーといい方に考えています。プロテスト合格ももちろんですが、こういう(ツアー出場の)チャンスをもらったので、そこで賞金シードが取れるように頑張りたい」。

同じ神奈川出身、黄金世代の原英莉花とジュニア時代から仲がいい。「彼女が優勝した後は必ず連絡します。いつもその瞬間に(コースに)いられていないので、来年は全部いられるように」。自分が優勝して、原がいるパターンも? 「もちろんそのつもりです」と笑った。