女子ゴルフのメジャー、全米女子オープンの前哨戦ボランティアズ・オブ・アメリカに出場する畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)が、開幕前日の2日(日本時間3日)、米テキサス州のオールドアメリカGCで最終調整を行った。

11月22日まで行われた米女子ツアーのペリカン女子選手権は34位で、その後は試合がなく、今大会を迎えただけに「ペリカンで思うようにいかなくて、イメージがあまり良くないですけど(年内)残り3試合なので、1個でも勝てるように頑張りたい」と、巻き返しを誓った。

1週間のオフ明けの試合出場となるが「ショートゲームの練習を中心に、あとはトレーニングをしていました」という。年内残り3試合で最大の目標となる全米女子オープンは、10日から同じテキサス州で開催される。芝や気候など、悲願のメジャー初制覇に向けた準備の意味合いも強く「それを狙って今週は出ていて、この芝にも慣れたりとか、調整で出ようと思っていたので。この寒さにも慣れて、来週に向けてうまく調子を上げていければと思っています」と語った。

ボランティアズ・オブ・アメリカは、日本時間3日午後10時20分に、第1ラウンドをスタート予定。畑岡は同4日午前3時4分にスタートを予定している。日本勢は他に、上原彩子が出場する。