メジャー初制覇を目指す畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)が75と崩れ、通算6オーバーで終了した。首位と9打差の通算2オーバーからスタートし、ムービング・デーにV戦線への浮上を狙ったが、ショット、パットとも精彩を欠き、2バーディー、6ボギーでスコアを4つ落とした。

ホールアウト時で首位渋野とは12打差だった。畑岡は「グリーンが重くなっているのがわかっているのに、強気のパットができず、すごくもったいなかった。ショットはちょっとタテの距離感が合わず、風も重くなって、大きめのクラブを持ったりしたんですが、それでも届かず…。すごく難しかったです」と振り返った。

メジャー優勝がまたも遠のいた。「(自分のプレーが)ほとんどできていない。(パットを)あれだけポロポロ外したら、こうなってもしょうがない。メジャーの難しいセッティングなので、粘ってパーを重ねて、チャンスが来た時にものにできたら、流れが変わるのに。粘りが足りない」と無念そうに話した。