国内女子ツアー競技を持つサントリー主催の「宮里藍スペシャル ジュニアゴルファーレッスン」が24日、兵庫・六甲国際GCで行われ、宮里藍さん(35=サントリー)が地元の女子中高生12人を指導した。

宮里さんは練習場で「いろんなクラブでいろんな球を打つことで距離感を養えます」とアイアン、ウッドとクラブを替え、ストレート、フック、スライスを打ち分けるドリルを紹介。生徒を2人1組にして、1人が「7番アイアンで70ヤードを打つ」などのお題を出し、1人が答えるような形でレッスンを進めた。ラウンドレッスンでも積極的にコミュニケーションを取り、熱の入った指導を見せた。

閉会式では「今、ジュニアに戻れるならどうしたいか?」という質問に「すっごくいい質問!」と反応。「私がジュニアの頃は量をこなすというか、例えば1日1000球打ったり…。あまり目的意識のない練習をしていた。でも、プロになって年齢も重ねると体の回復が遅くなったり、メンタルや食べ物に気をつけるようになった。そのへんを考えて(ジュニアに)戻れたらいいですね」。目的に合わせた練習の重要さを説いていた。