女子ゴルフの「ミレニアム世代」の安田祐香(20=NEC)が11日、成人の日を迎え、所属事務所を通じて成人の決意を語り、振り袖姿も披露した。

安田はツアー通算4勝の古江彩佳や、西村優菜、吉田優利らと同じ00年生まれの「ミレニアム世代」の1人。11日は地元神戸市の成人式に出席予定だったが、コロナ禍の影響で直前に式典が延期に。「地元の友達に会えるの楽しみにしていましたし、急きょ、延期されることが発表されて非常に残念ですが、今の状況を考えると致し方ないと思います」とコメントした。

式典への出席はかなわなかったが、「着物を着るのは好き」と昨年の前撮りに続き、この日も母や姉も着用したというピンクを基調とした振り袖姿を披露した。コメントで「成人式が延期になったので当日着るかどうか迷いましたが、シーズンが始まると着る機会も無くなるので、記念に着ることにしました」とつづり「プロゴルファーとしても社会人としても自覚を持って頑張っていきたいです」と意気込んだ。

色紙に書き込んだ成人の誓いは「初優勝」。プロデビューとなった昨年は頸椎(けいつい)捻挫で3試合を欠場するなど思うような活躍ができず、最高成績は11月のTOTOジャパンクラシックの14位。「去年はあまり良い成績を残すことができなくて、今年は出場できる試合で頑張って、まずはシード権を獲得して、初優勝を目指して頑張りたいです」と決意を込めた。

このオフ期間は神戸で練習に励みながら、体を大きくするための食事改善などにも着手していくという。ゴルフではドライバーの飛距離向上を目指すとし「しっかりと振る練習をしたり、インパクトの時の手首を強くしたり、飛距離アップに向けたトレーニングをする予定です」と力を込めた。