米男子ゴルフツアーのソニー・オープン(14日開幕)で21年初戦に臨む石川遼(29=CASIO)が12日(日本時間13日)、会場の米ハワイ州ワイアラエCCで練習後、オンラインで会見を行った。

これまでも同大会に出場していたが「先入観もあるかもしれないけど」と前置きしながらも「これまでで一番、人が少ないかなという感じだった。ハワイはたくさんの観光客でにぎわっている印象だったのに、まさかこんな感じになるとは」と、人がまばらな町並みに、新型コロナウイルス感染拡大の影響を強く感じたと語った。

今年は9月で30歳を迎えるが「30歳から40歳の10年間は、男子ゴルファーにとってすごく大事な10年間。挑戦することをやめられない性格。大きな夢を持って30歳になれれば」と、さらに成長できるかどうか、分岐点となる1年ととらえている。今後の出場試合は未定だけに「ソニー・オープンで得た収穫を生かしたい」と、貴重な実戦の場として意気込んでいた。