日本勢6人が出場し、23位で出た松山英樹(28=LEXUS)が、首位と3打差の7位で決勝ラウンド進出を決めた。1イーグル、6バーディー、3ボギーの65で回り、通算9アンダー、131。
序盤で3連続ボギーをたたき、一時は通算1アンダーまでスコアを落としたが、アウトコースの後半は米ツアーでの自己ベストとなる28と絶好調だった。終盤は6~8番は3連続バーディーを奪うと、最終9番パー5をイーグルで締めた。ニック・テイラー(カナダ)が、2位に2打差をつけて首位に立った。
松山の一問一答は次の通り。
-素晴らしい終わり方でしたけど、振り返って
「そうですね、ちょっとバタバタしてなかなか思うように行かなかったけど、14、15番くらいでショットが良い感じになりつつあったので。まあ頑張れば、パッティングさえ入ってくれれば予選も余裕でクリアできると思っていたので、それがなかなか入らなかったけど3番4番でちょっと長いのが入ってくれたので、後は流れ良くプレーできていたかなって思う」
-最初のボギーが続いたあたりはショット?
「ショットっていうよりは、11番は完全にバンカーからのミス、ショートゲームのミス。3連続、全部パー取れるって言えば取れた内容のボギーだったのですごく悔しかったし、まぁそのあと盛り返せたのはすごく良かった」
-3番でいいのが入ってくれたのは大きい?
「その後入り続けたのは1番ホールで悩み過ぎてクロスハンドにしようかなって思って早藤(キャディー)に聞いたら“やめといた方がいいと思います”って言われたんで、その後入ったんで良い判断だったんじゃないかなって思う(笑い)」
-昨日はスコア出ていても納得行ってなかったけど、今日は? 特に後半とか
「後半はショットが、まぁアイアンも、ドライバーもフェアウエーに行ったし、そういう意味では良かったなと思う」
-予選落ちの心配から一気に優勝争い
「ちょっと心臓がついていけないっすね」
-明日はどんなプレーがしたい?
「今日の後半みたいに入れば優勝のチャンスが多くなると思うけど、今のショットがどうなるかってのもすごく楽しみだし、明日から優勝争いしてみて、パッティングがどうなるかってもの知りたいところはあるので。良い位置で終われて良かったなと思う」
-きっかけはあった?
「そうですね。はい」
-ショットもパットも?
「ショットは前半に見つけたんで。後半の途中から良くなったんで」
-入りだすと自信を持って打てている感じ
「まぁ自信は持ててないですけど、イメージがよくなっているのかなと思います」
-3番のパットくらいから良くなった
「うーん、まぁ結果的に3番4番じゃないですかね」
-前半は最終ホールからいい感じはあった
「ないです」
-完全に後半に入ってからつかんだ
「そうですね」
-ショットは前半の14番、15番とか
「そうですね。14番くらいからちょっとずつ良くなってきたんで」
-15番のティーショットも良かった?
「はい」
-3連続(ボギー)の後に戻ってきて、予選も余裕で通った
「そうですね。まあ、予選落ちが見えて、結構危ない状態だったんで。優勝争いっていうのは何かすごく不思議な感覚ですけど。まぁいいところで終われているんで、明日、明後日頑張りたいなと思います」
-9番のティーショットは相当飛んでいた
「そうですね。8番、9番にいいボールがいったのでちょっとうれしかったですね」
-ハーフ28を出した記憶はあるか
「分からないですね。調べてみてください」
-実際に出してみて
「いかがですか? 別に何とも思わないですけど」
-(決勝ラウンドの)土、日は?
「まぁいいプレーができるようにしたいなと思います」