国内女子ゴルフツアーの21年初戦ダイキン・オーキッド・レディース(3月4~7日、沖縄・琉球GC)に元世界ランク1位申ジエ(32)が出場しないことが10日、分かった。申ジエは韓国勢のエース格で、昨年は出場8戦2勝の賞金ランク8位。同大会は14年以降、出場5度で最低8位、5位以内4度、出場すれば有力な優勝候補だった。

マネジメント事務所によると、出場は第4戦アクサレディース(3月25日開幕、宮崎・UMKCC)からになる予定。また韓国勢では産休の元賞金女王アン・ソンジュ、興行ビザが切れているアン・シネも同大会は出場しない。

しかし、元賞金女王イ・ボミ、賞金ランク10位ペ・ソンウ、同16位イ・ミニョン、同17位李知姫、同19位全美貞ら他の主な韓国勢は“開幕戦”から参戦する見込み。

昨年はコロナ禍による入国制限措置でツアー出場が制限されたが、今年は最初から、日本勢の強敵として立ちはだかることになりそうだ。