日本プロゴルフ協会(PGA)は19日、2021年度後半戦の競技日程を発表した。

シニアツアーでは、すでに発表していた5試合に加え、7月以降に新規大会2つを含む12試合を開催。4月9日開幕の「金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメント2021」から11月26日開幕の「第9回いわさき白露シニアゴルフトーナメント」(鹿児島)まで計17試合を行う。シニアツアーでは昨年も開催8試合中5試合を有観客で実施しており、今季も継続して有観客開催を前提に進めていく。

また、シニアツアー第8戦の「太平洋クラブ創立50周年記念チャリティートーナメント第8回マルハンカップ 太平洋クラブシニア」(8月28日開幕、静岡・御殿場)では五輪イヤーにちなみ、過去のオリンピアンや著名人を招くことも明かした。チャリティー大会として、そうしたゲストらにプロアマだけでなく本戦にも出場してもらう考えもあるとし、PGAの倉本昌弘会長は「大会は30人規模くらいで考えている。プロアマはゴルフにあまり自信のないアスリートの方々。本戦出場の場合は、ハンディをつけて、競技経験のある方々を招待したい。非常に楽しみな大会になる」と話した。

このほか今年1月にPGA初の女性会員が誕生したことを受けた「第1回PGAティーチングプロ女子選手権大会(仮称)」(開催地、日程未定)の開催も発表した。女性会員5人中4人が参加予定だといい、倉本会長は「日本プロゴルフ選手権も最初は6人から始まった。少ない数でもどんどん大きくなっていくべく、開催することにしました」と説明した。