日本ツアーで18、19年と2年連続賞金王の今平周吾(28=フリー)は、ウッズの交通事故に驚きながらも早期復帰を願った。24日、埼玉県内で日刊スポーツの取材に応じ「ビックリというかショック。小学生のころから、あこがれの選手だったので、早くケガを治して、試合で活躍する姿を見たい」と、静かに語った。

同組でラウンドするなどの接点はないが、メジャーなど米ツアーで同じ大会に出場したことは何度もあった。特に印象的だったのは18年全米プロ選手権の予選ラウンドで、直前に回っていたのがウッズの組。「ギャラリーの数が圧倒的に多くて、歓声もすごかった」と、スター性や人気を肌で感じた。小中学生のころには雑誌に掲載されたウッズの連続写真を見て学んだ。「手首の返し方とか細かなところも参考にした」という。「いつかは一緒に回りたいし、話したい」と、復活を心から願っていた。