賞金ランキング2位で、世界ランキング15位の古江彩佳(20=富士通)は、1バーディー、2ボギーの73でホールアウトした。7番でバーディーを先行させたが、後半の13、14番を連続ボギーとした。「ショット自体が良くなかった。乗り切れなかったのがオーバーパーになった」と、冷静に振り返った。

それでも1年3カ月ぶりの有観客開催には「緊張感があった。でも拍手をもらえて、楽しい、うれしいという感じでした。変わらず笑顔と、感動を感じてもらえるプレーをしたい」と喜んでいた。

今年は全試合出場を視野に入れている。19年はアマチュアで優勝し、シーズン途中からプロに転向。20年は新型コロナウイルス感染拡大によって試合数が減少していた。それだけに「初めて1年を通して出場するので、全部出ることに対してチャレンジしてみたい」と、長丁場の1年を見据えていた。