現在賞金ランキング1位の笹生優花(19=ICTSI)は1バーディー、2ボギーと振るわず、1オーバーの73で第1ラウンドを終えた。

最後まで思うようにパットが決まらず、我慢のゴルフが続いた。出だしの1番から持ち前の力強さを生かしたティーショットは健在だったが「全部がショットに任せているイメージがだめでしたね。クラブは14本あるので、全部をうまく使ってスコアを出さないといけない」と反省を口に。終盤はそのショットも乱れる場面があり「無意識の中で集中が切れたんですよね。18ホールずっとドライバーがいいこともないので、しょうがない部分。練習するしかないと思います」と切り替えた。

この日は渋野日向子、イ・ミニョンと同組で回った。渋野とは初ラウンドだったが、笑顔で会話を交わす場面もあった。笹生は「すごく優しい方です」と話し「渋野さんって自分から見たらすごい選手なので。そういう方が優しく声をかけてくれたりとか、普通に会話できるのはうれしいですよね」と振り返っていた。