2週連続優勝のかかる稲見萌寧(21=都築電気)が、ボールをカートに踏みつけられる災難に遭った。

稲見は先々週優勝の小祝、渋野と同組でハプニングが起こったのは16番パー5の第3打地点。ボールはフェアウエー右ラフにあり、インターネット中継のクルーの乗るカートがカート道をはみ出し、その上を通過した。本来ならライを修繕の上、ボールをプレースしてプレーを続けるのだが、ボールが地面にめり込んだため、修繕は不可能。競技委員に確認し、状況が良く似た、元あった場所に最も近いライにプレースして、プレーを再開した。

稲見の第3打はグリーンに届かずバンカーへ。第4打はピンに絡まず、ピン6メートルのカラーに止まったが、それをねじ込みナイス・パーで切り抜けた。この日は1アンダー、71で首位と7打差43位に終わった。