9位から出たミレニアム世代の実力者、安田祐香(20=NEC)が、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダー、137で首位と4打差の暫定8位に浮上した。

前半は6番でボギーが先行も、7番、9番とバーディー。35で折り返すと、後半は12、13番と連続バーディー。終盤の17番でもバーディーを取って8アンダーまで伸ばしたが、最終18番でボギーをたたいた。

「今日は雨予報だったので、ティーをねらわずグリーンをねらう戦略だった。ショットは良くなかったが、丁寧にプレーできてスコアにつながった」とこの日のプレーを分析した。

昨年は頸椎(けいつい)捻挫に苦しんだが、前週の明治安田生命レディースでは第1日に首位発進するなど復調気配だ。最終日に向け「調子自体はいいとは言えないが、1週間の中でも1回でも、2回でもいいプレーができているので、明日も良くても悪くてもスコアをまとめられるようにしたい」と話していた。