<国内女子ゴルフツアー:Tポイント×ENEOSトーナメント>◇最終日◇21日◇鹿児島・高牧CC(6424ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇無観客開催

黄金世代の小祝さくら(22=ニトリ)が20-21年シーズン3勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。強風の最終ラウンド(R)は首位と3打差3位から出て、自慢のショット力で3バーディー、1ボギー。この日のベストスコアタイ70で回り通算10アンダーの206で逆転勝ち。同シーズン全52戦中17戦を終えて賞金は約1億314万円と大台を超え、賞金ランク1位に浮上した。

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小祝は毎年のオフ、旅行に行こうと「お金をためている」という。一番行きたい場所はエジプト。ピラミッドが見たいそうだが、時節柄そうもいかない。「だから国内で、と思っています」。

候補地は2つ。「沖縄と大阪」。沖縄は今月初旬の21年初戦で行ったばかりだが、目的地は「宮古島」らしく「ビーチとかでボーッとしたいです」。いかにものんびり屋さんらしい。

ではなぜ、大阪? 「ユニバーサル・スタジオがあるし、有名な温泉も、神社とかもあるので」。USJは高校の“卒業旅行”として勝みなみ、新垣比菜、河本結と遊びに行った思い出もある。しかし、有名な温泉は有馬温泉? それは兵庫だし、神社とかなら京都では…。「いえ、京都じゃないです」。おおらかで、小さなことにこだわらない小祝は大阪=関西でイメージしているのかもしれない。【ゴルフ担当=加藤裕一】