8位で出た原英莉花(22=日本通運)は、1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダー、137で6位につけた。首位の河本結とは6打差となった。

前半で3つ伸ばし、後半出だしの10番パー5では、ピンまで220 ヤード 、左ラフからの第2打を4メートルにつけてイーグルを奪った。この時点で通算9アンダーとし、同組で回った首位の河本に1打差に迫った。だが、その後も伸ばし続けた河本に対し、原は続く11番、さらに15番でボギーを重ねて2つ落とした。

ホールアウト後は「イーグルの後にボギーが出て…。風が強くなってきたのもあって、インがもともと得意ではないホールが続くのもあって、攻めるというよりも、恐る恐るのラウンドになってしまったかなと」と、伸ばせなかった後半を消化不良の口ぶりで振り返った。

続けて「1日パッティングがしっくり来ないと思っている中で、ショットも、昨日(第1ラウンド)は、ほとんどパターで打てるようなところに乗ったり、エッジでも近いところだった。(この日は)アプローチするか、パターにするか悩むようなところに行ってしまった。風が吹くと信用ないクラブは難しいなというのもあって、縦距離がなかなか合ってこなかった」と、クラブ調整でしっくりきていない現状も踏まえて分析した。

河本は2位の申ジエ、稲見萌寧に4打差、自身には6打差につけているとあって「完全に独走状態ですけど、いけるところまで上を目指していきたい」と話し、巻き返しを期していた。