32位で出た渋野日向子(22=サントリー)は、4バーディー、1ボギーの69で回り、3つ伸ばして通算4アンダー、212でホールアウトした。

ホールアウト時点で14位。すでに渋野を上回るスコアでホールアウトした選手がいるため、優勝の可能性は消滅している。

出だしの10番パー5をバーディー発進した。ピンまで約70 ヤード の第3打を、ピン奥1。5メートルにつけて奪った。前日27日の第2ラウンドは、17、18番の上がり2ホールで、プロ初の連続ダブルボギー。嫌な流れを断ち切った形となった。

さらに14番パー4では、4メートルのパットを決めて2つ目のバーディーを奪った。17番パー4で2メートルのパーパットを決めきれずにボギーをたたいたが、18番パー5で3つ目のバーディー。第3打を1メートル足らずにピタリと寄せた。その時点で降雨のため中断となったが、39分間後に再開後の1打目となった、バーディーパットを決めて折り返した。

後半は2番パー3でバーディーを奪った。その後は7ホール連続でパーだった。次戦はメジャーのANAインスピレーション(4月1日開幕、米カリフォルニア州)。今大会が渡米前の国内ツアーとしては最後だった。