インコースの1組目でスタートした笹生優花(19=ICTSI)は、4バーディー、1ボギーの69、3アンダーでホールアウトした。終盤まで首位を走り続けていたが、ホールアウト時点で2位につけている。

前半を3つ伸ばして33で回ると首位に立った。後半に入っても2番パー5でバーディー。イーグルパットこそ右にそれたが、30センチのバーディーパットを楽々と決めた。7番パー4で初めてボギーをたたいたが、最終9番パー5で、第2打をバンカーの難しい位置に入れながらもリカバリー。このホールをパーでしのぐなど、随所でピンチを切り抜けた。

ホールアウト後は「パターが入ってくれたのでよかった。のびのびはしてなかったですね。けっこう緊張していたので。落ち着いてプレーできたかなと思います」と、納得の表情を見せた。首位でプレーする時間が長かったが、途中でリーダーボードを見ていたかと問われると「タイミングが合えば見ていましたけど、今、見る必要はないかなと思います」と、冷静に話していた。