12位で出た笹生優花(19=ICTSI)は、1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77で回り、通算1オーバー、217でホールアウトした。

ホールアウト時点で53位。スタート時点では5打差だった、首位のパティ・タバタナキット(タイ)は、通算14アンダーに伸ばしてラウンド中で、その差は15打差へと広がった。

1番パー4でボギー発進した。2オンしたものの、ピンまでは20メートル近く残し、3パットを要した。それでも2番パー5でバウンスバック。残り100ヤード弱からの第3打を、1メートル足らずにピタリと寄せてバーディーを奪った。その後はパーセーブを続けたが、6番パー4で2・5メートルのパーパットを外してボギーとし、1つ落として折り返した。

後半はスコアが下降線をたどった。14番パー3で、ティーショットを池に入れると、8メートル残ったボギーパットを決められず、痛恨のダブルボギーとなった。緊張の糸が切れたように、続く15番パー4もボギー。17番パー3では1メートルのパーパットを外し、オーバーパーまでスコアを落とした。最終18番パー5も、バーディーパットがわずかに入らなかった。

ホールアウト後は「良くなかったと思います。結果を見れば分かると思いますが、全体的に良くなかったと思います。特に『今日はこうしよう』とかは考えてないです。いつも通り、フェアウエーをキープして、グリーンに乗っけるという感じでした」と、淡々と話した。続けて「メジャーですから、自分の思い通りにいくようなセッティングではないと最初から分かっていた。もっと練習しないとダメだなと思いました」と唇をかんだ。