39位で出た河本結(22=リコー)は、4バーディー、1ボギーの69と3つ伸ばし、通算4アンダー、284でホールアウトした。ホールアウト時点で26位となっている。

出だしの1番パー4で、第2打を1メートルにつけて幸先よくバーディーを奪った。ともにパー4の6、7番では連続バーディー。ともに第2打をピンに寄せて奪った。後半に入ると、12番パー4ではロングパットを沈めてバーディーとし、一時は4つ伸ばしてトップ10入りを予感させた。だが17番パー3で、1メートル余りのパーパットを外してボギーとするなど、後半は36と、伸ばすことができなかった。「今日は何としても上の方に行きたくて頑張ったんですけど、後半はミドルパットが決めきれなくて、ちょっと悔しく終わりました」と、手放しでは喜ばなかった。

前半の内容については「しっかりと耐えることができたので、ご褒美のバーディーみたいな感じできてくれた。すごく自分の成長を感じることもできた」と、スコアを伸ばした3ホール以上に、確実にパーを拾った6ホールを評価した。

この日はフェアウエーキープ率が92・8%、パーオン率が77・8%と好調で「すごくいい感じにラウンドできたと思う」と語った。「いいところも見えて、まだまだ足りていない部分も見えて、すごく収穫のある1週間だった」と、前向きに振り返っていた。