国内女子ゴルフツアーの21年第6戦富士フイルム・スタジオアリス女子オープンのプロアマ戦が8日、開催コースの花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)で行われた。

01年度生まれの新世紀世代・山下美夢有(19=加賀電子)は初のプロアマ戦出場。「いやあ緊張したんですけど、回ったみなさんが上手で。後半は(スコアも)負けてたんじゃないかなと思って」。要所でレッスンもできたようで、ホッとした笑みを見せた。

前週のヤマハ・レディース葛城はツアー自己最高2位。稲見の猛チャージにあって、1打差で完全Vでのツアー初優勝を逃した。「試合が終わった直後は疲れがドッと来たんですけど、しっかり体のケアをして」とすでに問題はなさそう。悔しさについて問われても「気持ちを切り替えられています」。今大会は関連イベントで開催されたジュニア大会で小学4年、6年と2度優勝した。しかも、大阪・寝屋川生まれの山下にとって、関西エリア開催で無観客とはいえプロ初のご当地試合だ。「思い入れのあるコースで、ずっと楽しみにしてました。上位目指して頑張りたい」と意欲を見せていた。