国内女子ゴルフツアーの21年第6戦富士フイルム・スタジオアリス女子オープン開幕前日の8日、開催コースの花屋敷GCよかわC(6390ヤード、パー72)でプロアマ戦が行われ、地元兵庫出身の古江彩佳(20=富士通)が出場した。競技終了後、関西運動記者クラブゴルフ分科会から20年の最優秀選手として表彰された。

古江は「やっぱり表彰されるとうれしい。もっと頑張りたいなと思います」。19年富士通レディースでアマチュア優勝してプロ転向。00年度生まれのミレニアム世代の代表格として、昨年は3勝を挙げた。

21年は出場5戦すべてで予選通過しているが、トップ10はなし。「もやもやした感じはありますが、徐々に調子を上げていきたい。焦らずにやりたい」。前週には滝川二高の3年後輩、梶谷翼がオーガスタ・ナショナル女子アマ優勝の快挙を達成した。「本当にすごい。元々強いし、世界に出て活躍して、優勝でしょう。自分も頑張らないといけないなと思いました」。今週は刺激を胸に、ご当地プロとして上位を目指す。