男子ゴルフの今年最初のメジャーが開幕し、日本人で唯一出場の松山英樹(29=LEXUS)が、前半9ホールを終えた時点で、単独首位に立った。

1イーグル、1バーディー、ボギーなしの33で回り、3アンダーで序盤9ホールを終えた。コナーズ(カナダ)ら、この時点で2アンダーで2位の3人を、1打リードして後半に突入した。

日本時間8日午後10時48分にスタートし、1番パー4で難なくパーをセーブすると、2番パー5で最初のバーディー。5メートルのパットを決めた。

4、5、6番とピンチをしのいでパーを拾うと、8番パー5でイーグルを奪った。フェアウエーからの第2打を8メートルにつけ、長いイーグルパットを決めた。9番パー4は、わずかにバーディーパットを外しパーとしたが、勢いに乗って折り返した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年は初めて11月に無観客で開催されたが、今年は例年通り4月に、限定的ながら観衆を入れて開催されている。ハリス・イングリッシュ(米国)、アブラハム・アンサー(メキシコ)と同組で回っている。