国内男子ツアーの今年初戦が開幕し、金谷拓実(22=フリー)は5バーディー、1ボギーの4アンダー、67でまわり、ホールアウト時点で首位と2打差の5位につけている。

石川遼らと同組でインから発進し、出だしの10番ではピンまで20ヤードのアプローチをチップインバーディー。幸先よくスタートすると、1アンダーで折り返した後半は4番から3連続バーディーを奪ってスコアを伸ばした。苦手意識のあった初日から好位置につけ「最近は最終日よりも初日に気合を入れてプレーしている。明日以降ももっといいスコアが出せるように頑張ります」と話した。

今年3月に東北福祉大を卒業。14日には大学の先輩で、アジア人初のマスターズ優勝を果たした松山英樹が帰国して優勝会見をオンラインで行った。憧れの先輩の勇姿も報道などでチェックしたと明かし「会見で『グリーンジャケットを常に持ち歩いていたい』と言っていたのは、何かかわいいなと思いました。怒られるかな」と話して笑わせた。