2位に2打差の首位で出た笹生優花(19=ICTSI)は、前半9ホールを3バーディー、4ボギーの37と出入りの激しい展開で回り、通算15アンダーと1つ落として3位で後半に突入した。16アンダーで首位に立つ、同組のリディア・コ(ニュージーランド)と10ホールを終えたネリー・コルダ(米国)を、2打差で追う展開となっている。

1番パー5は、ボギー発進となった。第2打をグリーン左のラフに入れ、ピンまで残り約30ヤードから第3打は、ピンを6メートルオーバー。下りのバーディーパットを2メートルオーバーすると、パーパットはカップに蹴られた。今大会初の3パット。このホールでバーディーのコに、一気に2打差を縮められ、首位に並ばれた。2番パー4は、第2打を50センチに寄せてバウンスバック。この日最初のバーディーで、再び単独首位に立った。

だが4、5番で連続ボギーをたたき、コとネリー・コルダに抜かれた。その後は一進一退の展開だったが、9番パー4で第2打を1メートル足らずにつけ、3つ目のバーディーを奪った。このホールの間に、一時は3打差をつけられていたネリー・コルダが1つ落とし、1打差で折り返した。