国内女子ゴルフツアーのフジサンケイ・レディース(23~25日)の出場権をかけた「マンデートーナメント」が19日、会場の静岡・川奈ホテルGC富士C(6439ヤード、パー71)で行われた。3アンダー、68で首位となった、ともにアマチュアの鬼塚貴理(きり、20)と、手塚彩馨(あやか、15)ら11人が本大会への出場権を獲得した。11人のうち6人がアマチュアだった。

鬼塚は16歳で出場した、17年も主催者推薦選考会を通過(本大会は予選落ち)している。ホールアウト後は「ティーショットが安定していたので、ずっと安定したゴルフができて、ノーボギーで回れました。前(17年)の時より風が強かったんですけど、コースマネジメントでうまくプレーできました。成長した部分ですかね。本戦では3日間アンダーパーで回れれば、難しいコースなのでうれしいです」とコメントした。

佐久長聖高(長野)1年の手塚は、5バーディー、2ボギーで本大会初出場を決めた。ホールアウト後は「特にショットがよくて、このスコアはショットのおかげです」と振り返った。ツアーにはこれまで、予選落ちした19年日本女子オープン、42位だった昨年の樋口久子・三菱電機レディースに出場経験がある。「三菱電機レディースでは予選を通過して42位タイだったので、今回はそれより上に行けるように、ローアマチュアを取れるように頑張ります」とコメントした。