国内男子ツアーの21年第2戦関西オープンは22日、兵庫・有馬ロイヤルGC(7103ヤード、パー71)で開幕する。21日は練習ラウンドが行われ、19年大会優勝の大槻智春(31=真清創設)はアウト9ホールを回った。

コロナ禍で20年大会は中止。大槻は2年越しのディフェンディングチャンピオンという立場を「フラットな気持ちで臨めます」とプラスに解釈。前週の“開幕戦”東建ホームメイト杯は4位に入った。

「始まった時はそれほど調子よくなかったけど、徐々に調子を上げていいフィニッシュができた。まだ手探りの状態。今週もコース、状況とうまくマッチできた人が上に行けると思うし、その1人になれたらいいですね」

アジアンツアーに参戦するなど、海外志向は強い。今年の目標はまずツアー1勝だが、できれば国内メジャーをとりたい。5年の複数年シードに魅力がある。「5年あれば、海外にも動きやすい」と話した。