女子ゴルフで今年3勝、昨年と統合された今季としては4勝の稲見萌寧(もね、21=都築電気)は、優勝で初のシーズン獲得賞金1億円突破となる、フジサンケイ・レディース(23日開幕)の頂点を見据えた。

22日、会場の静岡・川奈ホテルGC富士で最終調整後に会見。今季は賞金8748万円余りを獲得し、今大会の優勝賞金は1440万円で、優勝なら小祝さくら、古江彩佳に次いで今季3人目となる1億円を超える。「今聞いて初めて知ったんですけど、そういう感じだったら余計に勝ちたいなという気持ちになる。難しいコースなので、最初の2日間で上位を狙える位置にはいられるように、まずその2日間を頑張りたい」と、前向きに話した。

ただ、前週も訴えていた連戦の疲労は「増えてます。ホテルでの温泉も入っているし、ちゃんと朝と夜もケアを受けているんですけど、このコースはアップダウンがすごいので」と、苦笑いで明かした。まずは疲労との戦いをカギに挙げていた。