18、19年賞金王の今平周吾(28=フリー)が4アンダー、2打差7位につけた。6バーディー、2ボギーの1日を「先週から良かったパットが今日は入ってくれた」と振り返った。

前週の開幕戦東建ホームメイト杯から新ドライバーを投入した。契約メーカー・ヤマハのプロトタイプで実に4年ぶりにエースを替えた。「やっといいのができました。他のメーカーのやつより、前に行ってくれます」。半年かけて調整を重ねた。ヘッド容量が440 CCから460 CCへ。「求めたのは飛距離と方向性。最大飛距離は変わらないけど、ヘッドが大きく易しいので楽に飛んでくれます」と満足そう。

3シーズン連続賞金王を目指しており、現在ランク11位。「若い選手がどんどん出てきますけど、上と差が開いているし、そろそろ頑張らないと」。言葉少なだが、表情は明るい。優勝争いへ、意欲は十分だ。【加藤裕一】