66位から出た渋野日向子(22=サントリー)は、4バーディー、5ボギーの73で回り、通算5オーバー、149で66位と順位を上げることはできなかった。スタートの10番パー4でいきなりボギーをたたくなど、前半は2バーディー、3ボギーの37と出入りの激しいゴルフを展開。後半も出だしの1番、3番とボギーをたたき7オーバーまでスコアを落とした。それでも、5番パー5でバーディーを奪うと、最終9番では約8メートルのロングパットを決めバーディーで締めた。この日もショットが安定せず、なかなかチャンスは訪れなかった。そんな中スコアは1つ落としたものの、前日1つも取れなかったパー5で2つのバーディーを奪うなど、後半の巻き返しへ期待も抱かせた。

ホールアウト後は「あっという間に終わってしまった。なかなか最後まで何もできず、昨日と同じ内容でした」と不満顔で話した。それでも「昨日と比べたらパー5で2つ取れたし、それに関しては昨日より前進したなと思いました。決めたい距離も何個か入ってくれて、こういうスコアで耐えましたし。(パットで)微妙なラインのところで打ち過ぎてしまって、微妙なパーパットを残してしまったので、そういうのをなくしていきたい」と課題を口にした。

明日へ向けては「とりあえず、今のところアンダーパーで回れる気がしないので、明日も1つずつ、やれることをしっかりやって、いい内容のゴルフができたら」と話していた。