66位から出た渋野日向子(22=サントリー)は、2バーディー、6ボギーの76で回り、通算9オーバー、225とこの日もスコアを落とした。

ショットが安定せず、なかなかチャンスにつけられない展開。スタートの10番から3連続パーも、13番から3連続ボギー。15番パー3では第1打でグリーンを外し、アプローチでもグリーンに乗らずとこの日を象徴するようなプレーだった。

17番はパーとしたが、18番パー4では第2打をグリーン手前バンカーに入れ、アプローチが寄らずボギー。前半は、4ボギーの40、通算9アンダーまで落とした。

後半は1番、4番とバーディーを奪い巻き返したが、終盤の7番でボギーをたたくと、最終9番ではグリーン手前バンカーにつかまりボギー。通算9アンダーで最後まで浮上のチャンスをつかめず終えた。

ホールアウト後、渋野は「スコアを見たら分かると思いますが、なかなか手に負えない感じ。手応えもあまりない。取りあえず明日は1つでも自分がいいと思えるショットが打てれば」と厳しい表情で話していた。