首位に2打差の2位から出た上田桃子(34=ZOZO)がプレーオフの末に自身通算16回目となる約2年ぶりの優勝を果たした。同スコアで大里桃子(22=伊藤園)と並んで迎えた“桃子対決”のプレーオフを2ホール目で制した。

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2週連続優勝を狙った稲見萌寧(21=都築電気)は、1打及ばず通算4アンダー、212で3位に終わった。一時は首位に並び、今年9戦目にして驚異的な5勝目にあと一歩まで迫ったが、最終18番で痛恨のボギーを喫した。それでも強風の中でも安定したショットは健在だった。「また練習して、上位にいければいいなと思います」。来週のワールド・サロンパスで国内メジャー初制覇を狙う。